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ラインナップ
TCR/BCR レパトア解析
ネオエピトープ解析
成果発表
- 2023/11/22
- 論文
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INTERNATIONAL JOURNAL OF INFECTIOUS DISEASES
臨床免疫
Pre-existing cross-reactive neutralizing activity against SARS-CoV-2 and seasonal coronaviruses prior to the COVID-19 pandemic (2014-2019) with limited immunity against recent emerging SARS-CoV-2 variants, Vietnam
https://doi.org/10.1016/j.ijid.2023.11.008
東京大学大学院医学系研究科 国際保健学専攻 発達医科学分野
モイ メン リン 先生
東京大学大学院医学系研究科 国際保健学専攻 発達医科学分野モイメンリン先生のグループからSARS-CoV-2の論文発表がされました。
その中で、当社研究者が共同著者として研究に参画し、B細胞受容体(BCR)レパートリー配列を解析し、BCRレパートリー配列由来のT細胞エピトープを同定することで交差反応性を確認することに寄与しております。
BCRおよび主要組織適合性複合体解析の結果、病原性コロナウイルスおよびコロナウイルスのスパイク蛋白のうち、TCR認識エピトープモチーフ(TREM)がTREMペプチドのトップであったことから、SARS-CoV-2に対する既存の免疫は、感冒コロナウイルスへの曝露によるものであることが示唆されました。
- 2023/11/16
- 論文
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Current issues in molecular biology
腫瘍免疫
T-Cell Receptor Repertoire as a Predictor of Immune-Related Adverse Events in Renal Cell Carcinoma
https://doi.org/10.3390/cimb45110561
順天堂大学医学研究科 泌尿器外科学講座
小林拓郎 先生
順天堂大学医学研究科泌尿器外科学講座小林拓郎先生より腎細胞がんに対して免疫チェックポイント阻害剤投与時の免疫有害事象の予測バイオマーカーとしてのTCRレパトア解析の有用性について論文で発表されました。
論文では末梢血を用いた当社のTCRレパトア解析が利用され、irAE発症リスクを同定することが患者の転機を最適化する上で大変重要であり、TCRレパトアのクローナリティ―が免疫有害事象を予測するバイオマ―カーとしての可能性があることを示されております。
- 2023/10/30
- 論文
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腫瘍免疫
Lenvatinib activates anti-tumor immunity by suppressing immunoinhibitory infiltrates in the tumor microenvironment of advanced hepatocellular carcinoma
https://doi.org/10.1038/s43856-023-00390-x
広島大学病院 がん化学療法科
山内理海 先生
広島大学病院がん化学療法科 山内理海先生よりレンバチニブを投与した肝細胞がん患者のオミックス研究において、当社のTCRレパトア解析が活用されました。
本論文では、肝細胞がん患者の腫瘍微少環境の変容に着目され、生検検査にて採取された腫瘍組織サンプルを用いて、TCRレパトア解析を含むいくつかの手法にて解析が行われております。
腫瘍微少環境中の解析結果からレンバチニブが抗腫瘍免疫を活性化させる能力があることを示されております。今後の複合免疫療法の治療開発に今回の知見が生かされることが期待されます。
TCR/BCRレパトア解析ガイドブック
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