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血液腫瘍疾患においてB細胞レパートリーが患者の予後に関与している可能性が発表されました

2021/11/20

この度、熊本大学病院 野坂生郷先生より成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)患者のモガムリズマブ投与前の末梢血単核球(PBMC)を用いて実施したBCRレパートリー解析の結果が報告されました。論文ではPBMC中のCD2-CD19+B細胞の割合が低いことが全生存期間(OS)の有意な予後不良因子であったことが示されました。腫瘍免疫においてはこれまで先行してT細胞の免疫応答が注目されていましたが、新たにB細胞の免疫応答の重要性にスポットを当てた内容となっております。
論文情報はこちらにてご確認ください。