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がん悪液質と腸内細菌叢の関係を示す研究において、当社の16S rRNA菌叢解析が利用されました

2024/05/07

星薬科大学薬学部 薬理学研究室の須田雪明先生、濱田祐輔先生の研究グループからがん悪液質の誘発と腸内細菌叢の関連に関する論文が発表されました。
当該論文では、がん悪液質期後期のマウスにおいて腸内の嫌気性細菌、特にファーミキューテス菌が増加し、リポ多糖(LPS)の血漿中濃度が有意に上昇することにより、ミクログリア中の抑制性免疫チェックポイント受容体(PD-1、CD112R)の発現低下に伴い、視床下部の炎症状態が悪化する可能性が示唆されております。
当社では、論文中に示されたマウスの糞便を用いた16S rRNA菌叢解析を実施させて頂きました。

Molecular Brain
Peripheral-central network analysis of cancer cachexia status accompanied by the polarization of hypothalamic microglia with low expression of inhibitory immune checkpoint receptors

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