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国立精神・神経医療研究センターから自己免疫疾患のバイオマーカー研究結果が報告されました

2021/04/28

この度、国立精神・神経医療研究センター神経研究所免疫研究部の山村隆先生のグループから筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)における血液診断バイオマーカーになりうる研究結果が報告されました。
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、年余にわたる強い疲労感や脱力等の症状を伴い、日常生活を送ることが困難となる原因不明の慢性疾患であり、血液検査や脳画像検査などに症状が表れにくい為、診断が難しく、病態の解明や治療法の開発が進んでいない疾患の一つです。研究グループは当社の持つB細胞受容体(BCR)レパトア解析技術を利用して、特定のB細胞受容体が患者群で増加していることを発見いたしました。この発見はME/CFSの診断や治療法につながる発見となる可能性があり、更なる研究の推進が期待されます。
この研究は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の障害者対策総合研究開発事業として行われた研究となります。
詳細につきましては、こちらをご覧ください。